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【劇場版】アニメから得た学びを発表会2025

『「ハウルの動く城」 - あなたの呪いを解き明かす物語』で発表。

「forteeを使ったプロポーザルを体験したいなあ」という軽い気持ちで応募したところ、採択。
当日わかったのだが、できる若手の方、ミドルエンジニア、シニアエンジニアがものすごい発表をするチャンピオンカーニバルのなか、自分のような永遠に上がれないジュニアが迷い込んでしまい、大変なことをしてしまった、と思いました。

でも言いたいことは言いきった。良いエンジニアリングには、良い人生をおくることが必要。
自分を縛っているもの(呪い)を知っていこうということ。

おりしも、プロポーザル〜当日までに起きた自分のどん底の不調について話すことにもなった。

Xでやり取りがある方と再会していろいろなことを共有できたり、少し遠くにある会場に移動する中で自分の体調の現実を身をもって痛感したり、と様々なことを思った一日でした。

イベントはとても快適でした。
関係者の皆さま、ありがとうございます!!

休職の失敗学

体調不良を契機に「休職」という選択をしたものの、地獄の日々を過ごす結果となった。
私は仕事をしながら体調不良に対処すべき、という結論を得た。

この失敗を通して、仕事が実は自分の体調を整えてくれていたのだと気付いた。
復職が心から待ち遠しい。
心の中の世界を引き出すことになるため、ちょっと文章にするのが難しい体験であるけれど、がんばって書き起こしてみたいと思う。

 

不眠症と休職の相性の悪さ

私の体調不良はメンタル由来のものだが、元はと言えば不眠症を診断した医師により推察された疾患だった。
そう。すべては眠れないことが発端なのだ。

不眠症を患うと、3つのステータスを行き来する生活になる。
①起きている
②寝ている
③起きているが頭がまわらない

健康な方には無縁であろう「③起きているが頭が回らない」はとても厳しい体調だ。
私の場合は読書はおろかテレビを観る気力すら湧かない状況。勉強なんてもってのほかだ。技術書を読んでもただ文字が滑ってしまう。

読者の皆様に伝わるだろうか。この地獄の時間というものが。

たとえば朝、7時に朝食を終えたあとで、10時に開店するジムに出かけるまでの3時間。
たとえば夜、20時にご飯もお風呂も終えたあとで、就寝する22時までの2時間。
(私は休職中でも生活リズムに関しては守っていた。)

「③起きているが頭が回らない」体調で時間が経つのをただ待つ地獄を体験した。
この地獄×休職期間の日数……「「「ああ、今日がまだ終わらない」」」という気持ちを抱えて過ごした。これが休職の失敗だ。

その上で、夜は眠れない。

 

時間は急に襲ってくる

この時、今までの人生における同様の時間帯がなぜ上手くいっていたか、すっかり忘れてしまった。
夜のルーチン終了と就寝の間の時間をどのように過ごしていたのか??? 今まで普通に生きていて何も感じなかった時間が襲ってくる、この現実が信じられなかった。

以下はただの想像。
「③起きているが頭が回らない」体調は、うつによる意欲低下状態と似ているのかな~と勝手に考えていたりする。

正直、「何かやりたいと思わない。テレビすら観たくない」心理状態が何からくるものなのかは、私にもわかっていない。
私は最大の敵とみなしている不眠症と結び付けているけど、メンタルのせいかもしれないし、投薬の影響を受けているのかもしれない。謎。

 

活動意欲は放っておくとダウンする

恐らく今説明した【地獄】が伝わる方は少ないのではないかと思う。
時間があって暇をしているなら、資格の勉強でも個人開発でもいくらでもやることはあるはず! と多くの方は思うだろう。

しかし、そうならないコンディションがあるのが人間心理の怖いところなのだ。

私は休職を通して、「人間は放っておくとモチベーションが下がる」ということを身をもって知った。これは担当医師にも言われていたことだった。

今このブログを書いているちょっと元気な状態(ステータス:「①起きている」の状態)では、「本当にこんなんだっけ?」と懐疑的な気持ちになる。
でも、今日のついさっき朝の8時くらいから、出かけるまでの9時の1時間ほどの間、私は確かに地獄の中にいた。
本当は10時まで待ってジムに行こうと思っていたのだが、耐えきれずに9時に出発してドロップインの自習室に駆け込んだのだった。

自習室で仕事に関わるコードや技術記事を読み、私のモチベーションは戻ってきた。これを書いている今は地獄ではない時間を過ごせている。

「人間は放っておくとモチベーションが下がる」
これは本当に覚えておくべきことである。

仕事の時間を***(私の場合は「部屋の掃除」や「仕事のキャッチアップ」が入る)に活用できたらいいのに、と普段から思っていても、モチベーションが出なければ自由な時間は敵となって襲い掛かってくるのである。

 

自由な時間を地獄にしないために

これは自分のための教訓である。

・朝

私の場合は「③起きているが頭がまわらない」を作らないことが第一だ。Copilotチャットに不眠症に関して質問を与えると、ほぼ毎回「起きたら朝日を浴びる」が戻ってくる。テレワーク・出勤を問わず、朝の散歩の習慣をもっておこうと思う。

散歩から帰ってから始業までの間、もう一つくらい朝の活動をする時間はありそうなので、何か入れておきたいところだ。散歩で少しモチベーションをあげてからなら、何かに取り組む元気はきっとあると思う。

・夜

日中モチベーション高く元気に過ごして、そのステータスを夜や翌朝に持っていくことが大事だと思う。
昼間に平坦なコンディションだったり、心配事をたくさん抱えてしまったりすると、夜のネガティブな空想につながってしまう。

私のモチベーションの元は、やはり「仕事」だ。
頭の中であれこれ考えて「自走できてない~」「キャリアが~」と落ち込むより、ソースに触ったり、資料を読んでいたりするのがいい。
今の仕事があって本当に良かったと思う。

仕事を定時で終えた日はジムに行くのが良い。
ご飯を食べて、お風呂に入って、さらにできた余白の時間はどうする? この際、勉強とか個人開発でなくても、アニメ観るとかゲームをするのでもいいかもしれない。朝も夜もモチベーションは高く過ごそう。

 

ありあまる時間はコンディション次第で牙を剝いてくる

これが教訓。

せっかくの自由な時間、ホワイトな勤務体系を地獄に変えてしまうのが人間心理なのだ。


恐らく、私のことを知っている皆さんは、「あずまは元気な人」と思ってくださっているはずだ。

でも実のところ「就寝時刻までの3時間が地獄でつらい……」と裏で頭を抱えていたりした。

同じように不調な方の助けになればと思い、この記事を書きました。


また不調になったときの自分にも読ませようと思う。次の不調のときに新たな気づきがあったら、それも文章に残しておこうと思う。

小説は「今」に目を向けるためのセラピー

『私立探偵マニー・ムーン』が良かった。

www.shinchosha.co.jp

この小説のジャンルはハードボイルド。
独特言い回しの一人称の文。一人称なのに、彼の考える過程や感情を読み取れないこともしばしば。会話文となれば探り合いが重ねられて、なかなか本題にはいらない回りくどさ。なんだか洒落た言い回ししているなっていうのは伝わるけれども。

ところがどっこい、ハードボイルドにハマるとそれが良い!って思えてしまうから不思議なものですね。

諸行無常と悪の蔓延りを感じさせる世界観の中、私立探偵マニー・ムーンが駆け回る。大変面白い作品でした。


小説は「今」に目を向けるためのセラピー

私はふとした振り返りなどで心傷ついてしまうことが多い。でも振り返ったり思い出したりを避けられないシチュエーションもある。
それから、未来について考え込んで不安を抱えてしまうことも。

過去にも未来にも惑わされず、「今」に集中するためにしているのが、小説を読んだり散歩をしたりラジオを聴いたりすること。 自分自身を癒すため、私には本が必要…。

技術的な学習などは、ちょっと自分の心が落ち着くまで発言できなくなっている状況です。だから、Xも読了ポストばかり…。
上記の通り、傷つきと回復の間で揺れているのが現実です。
でも「技術楽しい、交流に行こう」って思えていた自分を取り戻したいね。戻ってきてくることを日々祈っています。